原田  古都さん

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出身高校:静岡県立浜松北高等学校(静岡)
出身大学/学部:アイルランド国立ダブリン大学トリニティカレッジ / 心理学
就職先:外資系広告代理店

※本ページの内容(プロフィール、インタビュー)は、インタビュー実施当時の状況に基づいており、その後の変化や現在の状況が反映されていない場合があります。

Q. 海外の大学に進学した理由をお教えください。

障害を持つ子供たちの教育や、男女の行動の違いなどに興味があり、心理学部への進学を希望しておりました。心理学の研究が日本よりも欧米で進んでいることや、日本の大学でも英語の文献にあたることが多くあると知り、海外の大学への進学を決意しました。また、高校時代まで英語に苦手意識があったため、日本の大学へ進学した場合は一生英語が話せるようにならないという危機感もありました。

Q. IFUをどのようにして知りましたか?IFUを通じて留学することに決めた理由を教えてください。

すでに数名の先輩がIFUを通じて留学していたこともあり、高校の先生から紹介されました。実際に留学中の先輩のお話も直接伺えたため、他の機関や専門学校よりも安心感がありました。

Q. IFUを通じて留学して良かったと思う点を教えてください。

ファウンデーションプログラム中の1年間、素晴らしいホストファミリーと一緒に過ごせたので、現地の生活に馴染むことができました。また、アサインメントやテストが定期的にあるため、1年間緊張感を持って勉強に必死に取り組むことができました。

Q. ダブリン大学トリニティカレッジを希望した理由。また、その大学を選んで良かったと思う点を教えてください。

心理学の研究でヨーロッパでも10位以内にランキングされていたことと、美しいキャンパスが決め手でした。心理学部は人数も少なく入学の基準も高いため、レベルの高い授業やグループワークを受けられました。また、首都のど真ん中にキャンパスがあり交通もとても便利だったため、キャンパスライフを満喫できました。

Q. ファウンデーション・コースで1年勉強してよかったと思うこと。

ファウンデーションコースで大量のエッセイやプロジェクトワークをこなしていたため、大学に進級してからネイティブの学生でも苦労していたアカデミックライティングも、そこまで困ることはありませんでした。

Q. ファウンデーション・コースで学んだ内容で、特に大学学部に入ってから役立ったことは何ですか?(どういう授業が役にたちましたか?)

アカデミックライティングです。エッセイの構造や文章の書き方などをファウンデーション・コースで細かく指導していただいたことがとても役に立ちました。心理学では統計も多く学んだので、数学の授業も受けておけたのがよかったです。

Q. ファウンデーション・コース中の過ごし方を教えてください。

授業がみっちりありアサインメントも多かったので、1年間は本当に英語漬けという感じでした。行き帰りのバスでは英語のサウンドノベルを聞いて耳を慣らしていました。授業後は家に帰り、ホストファミリーとその日あったことを話し、一緒にドラマやリアリティー番組を見て寝るというシンプルな毎日でした。授業終わりにパブに行ったり、休日に近くの街へ遊びに行ったりしたのも良い思い出です。夏以降は週2日でバンガー大学のウェールズ語クラスにも通っていました。

Q. 大学の授業があるときの平日の過ごし方、休日の過ごし方を教えてください。

心理学部は授業が少なかったです。授業に行き、空き時間は友だちとお茶をしたり図書館でアサインメントをしたりして過ごしました。夜はソサエティのイベントや飲み会に行ったり、家でハウスメイトと夜ごはんを作ったりしていました。休日もアサインメントを進めたり飲み会に行ったりで、授業がない以外は平日とあまり変わらなかったです。

Q. 滞在方法について教えてください。

1年目は大学の寮に入りました。キャンパスからは少し遠かったですが、現地学生も多く滞在しており友だちがたくさんできて楽しかったです。2年目はキャンパスに近いNCIという別の大学の寮へ。街に近いことは便利でしたが短期留学生が多く、少し寂しかったです。3年目は少し離れたところに、イギリス人・ノルウェー人の友人2人と3人でシェアハウス。4年目はキャンパス内の寮に韓国人の友人と2人で住んでいました。キャンパス内の寮は選抜制なので、住みたい人はソサエティ活動などを頑張るとよいかもしれません。

Q. 海外の大学ならではと思ったエピソードがあれば教えてください。

キャンパス内の教会の方と仲良くなり、毎週火曜日のお昼は教会でスープとパンとチーズをいただいていました。キャンパス内にパブがあるので、試験期間の終わりにラグビーピッチに座りながら昼からビールを飲むのは最高でした。

Q. 留学経験で得たものは何ですか?

度胸と、それに付随して英語力です。いろいろな国の方に出会い、自分が日本の代表のように見られる場面もあるので、自国の歴史や文化もたくさん学ぶことができました。あと家族がすごく好きになりました。

Q. 留学先で大変だったことは何ですか?

不動産や銀行とのやりとりも自分で行う必要があり、大きな金額が動く判断を自分でするのが大変に感じました。

Q. 留学の経験を今後どのように活かしていきたいと思いますか?

いま外資系の広告代理店で働いており、英語力を買われてグローバルやリージョンでのキャンペーン企画にも携わっています。日本の良さを世界の人に伝えるような仕事をしていきたいと考えています。

Q. 英語力や費用面の不安はどう克服しましたか?奨学金は利用しましたか?

留学前は「なんとかなる」と楽観的に考えていました。不安がなくなったのは、ファウンデーションコースの夏休みに語学学校に通い、さまざまな国のさまざまな訛りの英語に触れる中で、「完璧な英語を話せなくても伝わればいい」と開き直れたことがきっかけです。そこから英語がぐんぐん伸び、苦手意識がなくなっていきました。経済面は両親が全面的に協力してくれたため、奨学金は利用しませんでした。

Q. いつごろから、どのような形で就職活動を始めましたか?

大学4年生の秋にボストンキャリアフォーラム、卒業直後の6月にロンドンキャリアフォーラムに参加しました。内定もいくつかいただきましたが、帰国後もマイナビやリクルートを使って面接を受けたり、留学生向けエージェント就活などで7月まで続けました。

Q. 英語力以外で評価されていると感じた点があれば、具体的に教えてください。

ソサエティイベントや東日本大震災時のチャリティ活動でのリーダーシップを評価していただき、今後女性幹部を増やしていきたいメーカー企業からは高く評価していただきました。

Q. 海外の大学進学を考えている、または迷っている高校生へのメッセージをお願いします。

世界との距離がかなり近づきます。英語が話せるというだけではなく、日本と海外を二極化せず、世界で起こっていることを「自分ゴト化」できるようになりました。情勢の悪化や貿易の自由化、ライフスタイルの多様化が進む中で、そういった姿勢が身についたことは大きな収穫でした。英語がまったく話せなかった私でもなんとかなったので、ぜひ挑戦してみてはいかがですか!?

<2015年インタビュー>

英国、アイルランド、米国大学正規入学