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出身高校:東京都立第一商業高等学校(東京) ※本ページの内容(プロフィール、インタビュー)は、インタビュー実施当時の状況に基づいており、その後の変化や現在の状況が反映されていない場合があります。 |
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〈留学前〉 Q. 海外の大学に進学した理由・きっかけをお教えください。 高校3年生の時に高校を通じて参加した、I.F.Uの2週間の英国研修がきっかけです。日本の大学しか視野に入れていなかった私が、違う世界を体験することで刺激を受け、「こういう道もあるんだ」と選択肢が広がりました。その経験から「自分の可能性」と「視野」を広げたいという想いが強くなり、海外大学進学を決断しました。 Q. バンガー大学を希望した理由。また、その大学を選んで良かったと思う点を教えてください。 インターナショナルな大学であり、かつ3年で学士号を得ることができるからです。前者については、「留学をするなら日本の大学ではできない経験をしたい」という想いから、世界各国から学生が来ており、自分とは異なる文化や価値観に触れる機会が圧倒的に多いバンガー大学に魅力を感じました。実際に入学してみて、周りはインターナショナルな友達ばかりで、その国の文化や宗教を本人から直接聞けることは誰もができることではないと思い、とても貴重だと感じています。 〈ファウンデーション・コースについて〉 Q. ファウンデーション・コースで学んでよかったと思うことは? あるいは、ファウンデーション・コースで学んだ内容で、特に大学学部に入ってから役立ったことは何ですか? 特に役立ったと感じるのは、エッセイの書き方です。受講前の私は、大学で通用するアカデミックなエッセイの書き方や、単語・イディオムなどの知識が全くなく、どのように文を構成し、どのような流れで書くのか分かりませんでした。しかし授業を通して一から丁寧に書き方を教えていただけたので、2,000字や3,000字の課題をこなさなければいけない大学でも、あまり困ることなく取り組めています。 Q. ファウンデーション・コース中の過ごし方を教えてください。 月曜日から金曜日まで毎日9時から5時までしっかり授業があるため、慣れるまで少し苦労しました。常に課題に取り組み、バンガー大学学部進級条件のIELTS試験対策もあったため、家に帰ってからも勉強したり、土日も図書館にこもったりしていました。一方で休日など時間がある時は、ホストファミリーと一緒にご飯を作ったりお手伝いをしたりして、とても良い気分転換になっていました。 〈大学学部について〉 Q. 大学の学部ではどのようなことを学びましたか? 大学ではマーケティングとビジネスマネジメントを学びました。マーケティングでは、市場や顧客ニーズを理解し、それに応じた戦略を開発することで、企業や組織が商品・サービスをより効果的に販売するためのスキルを学びました。ビジネスマネジメントでは、ビジネスで成功するための戦略的思考や問題解決能力など、競争力を高めるためのスキルを学びました。 Q. 大学の授業があるときの平日の過ごし方、休日の過ごし方を教えてください。 週に6コマ(各2時間)ほどの授業のため、ファウンデーションの時に比べると、勉強と娯楽の割合を均等に保つことができ、心に余裕を持って生活できているように感じます。平日は課題のために図書館に行ったり、気分転換のためにジムで体を動かしたりしています。また現在は3人の友達とシェアハウスをしているので、夜は一緒に映画を見たり、ご飯を作ったりすることもあります。休日は友達と出かけたり、K-POPサークルに所属しているのでその練習に参加したりして過ごしています。バンガー大学は授業や課題が程よい忙しさのため、自分の時間も十分に確保したい方には最適の大学だと感じます。 Q. 滞在方法について教えてください。 ファウンデーション・コース中はホームステイ、大学1年目は大学の寮、2年目は中国の友達とシェアハウス、3年目はアメリカ・タイ・フィリピン人の友達と一緒に住んでいます。毎年違う場所で違う人と生活しており、人生でそのような経験ができることはほぼないと思うので、とても貴重な体験だと感じています。また、身の回りのことは全て自分でやらなければいけないため、自立心と生活能力も同時に向上させることができます。 Q. 留学をして一番大変だった経験を教えてください。また、どうやってそれを乗り越えましたか? 意思疎通が十分にできないにも関わらず留学を決断したため、スピーキング力とリスニング力を上げるのにとても苦労しました。ホストファミリーに「だめ」と言われたことが理解できず、やってしまって怒られた経験があるほど、当時の私の能力は乏しかったです。そのため、1人でいるときは声に出して英語を話したり、ホストファミリーと一緒にご飯を作ることで英語に触れる機会を作っていきました。また、大学学部進級後は10個以上の部活やソサエティに1人で参加し、自ら声をかけることで苦手意識を払拭していきました。 〈留学全般について〉 Q. 留学経験で得たものは何ですか? 「当たり前なことなど何もない」ということです。留学をするまでの私は19年間同じ言語・文化を持つ人と関わり、その国で育ち、何不自由なく生活してきました。当時の私は、自身を取り巻く環境、家族、友人の存在すべてが当たり前にあるものだと思い込み、「感謝」を言葉に出すことが少なかったように思います。 Q. 留学の経験を今後どのように活かしていきたいと思いますか? すごく当たり前のことですが、周りに対して感謝の気持ちを言葉にして伝えることです。常に自分を客観視し、何事に対しても謙虚な姿勢で向き合うことで、日々の些細な出来事に感謝しながら、大切に生きていきたいと感じています。親など距離が近い人ほど、当たり前の存在と錯覚してしまい、言葉にすることが少なくなってしまいがちですが、そういう人にこそ私は小さい感謝を伝えていきたいです。 Q. 留学となると、語学力がネックになる人が多いようです。高校時代の勉強、英語力の不安克服について教えてください。 高校3年生の夏に急遽海外大学に進路変更したため、それまでは特に特別な勉強はしていませんでした。ですが決断した後は、高校の英語の先生に個別でファウンデーション・コースのテスト対策をしていただいたり、週に1回英会話を習ったりしていました。大学2年生になった頃から、英語力の不安は少しずつなくなっていったように思います。私はスピーキングに一番苦手意識を持っていたため、大学学部に進級した後も、それが消えることはありませんでした。 〈就職活動について〉 Q. いつごろから、どのような形で就職活動を始めましたか? 大学3年生の1月後半から本格的に準備し始めました。日本企業を目指していたため、日本の学生と同じような動きをしていました。3月末頃から企業の締め切り日に合わせて順番にエントリーシートを提出し、4月は複数の面接をオンラインでこなしていました。 Q. 日本企業は英語を使って仕事をできる人材として、海外大学卒業生の採用に積極的だといわれていますが、就職活動中それを感じましたか? 当時受けた業界はホテルでしたが、面接中に「英語で何か話してください」と言われることが多くありました。あるホテルでは面接すべてが英語で実施され、「英語力」に重点を置いている企業はやはり多いと感じます。英語力以外で評価されていると感じた点は、その人の持つ「人柄」や「雰囲気」だと思います。あるホテルの面接では、あまりうまく受け答えができず絶対に落ちたと思っていましたが、最終的に内定をいただくことができました。振り返ると、面接を通して常に笑顔を意識していたことが大きかったように思います。 <2023年5月インタビュー> 〈航空会社への就職活動および客室乗務員としての仕事について〉 Q. 現在のお仕事について教えてください。 日本の大手航空会社で客室乗務員(CA)として働いています。 Q. 海外大学進学を希望する方の中には「将来はCAとして働きたい」という夢を持っている方も多いです。就職活動の際、評価されたと感じる点や、海外大学での経験がどのように活かされたか教えてください。
4年間の海外大学での経験そのもの コミュニケーション能力の向上 Q. 航空会社の就職活動について教えてください。 海外大学生の多くは「ボストンキャリアフォーラム」などの海外就活イベントに参加して内定を得ることが多いです。ただし、私が志望していたJALやANAなど日本の大手航空会社は、日本国内の通常の採用フローでCA職の募集を行っているため、私も帰国後に日本の学生と同様に就職活動を行いました。留学中に参加したロンドンやボストンでのキャリアフォーラムでも日本航空のブースはありましたが、採用職種は地上職(グランドスタッフ)のみで、CA職の募集はありませんでした。 Q. CAを目指すにあたって、大学や学部選びに関してアドバイスはありますか? 特定の学部が有利ということは特にないと思います。それよりも、「なぜその学部を選んだのか」という理由を自分の言葉でしっかり説明できることが大切です。たとえば「CAになるためにこの学部を選びました」と伝えるのも悪くはないですが、やや不自然だったり、必死な印象を与えてしまうこともあるかもしれません。なお、日本の大手航空会社は語学力を特に重視している印象があります。英語に加えてもう1言語話せると、かなり強みになると思います。語学に興味がある方であれば、言語系の学部を選ぶのもよい選択肢です。 Q. 将来CAを目指す高校生へ、メッセージをお願いします。
大学では、ぜひ積極的に活動に参加してみてください 実際のCAの方と話してみるのもおすすめです <2025年6月インタビュー> |
