学生の声:デ・モントフォート大学 進学

赤堀  賢進さん

「Leicester baseball teamのメンバーと」

出身高校:静岡県立清水東高校  (静岡) / マスタードシードアカデミー
在籍大学/学部:英国立デ・モントフォート大学  1年生 / 起業学とイノベーション
学部ジャンル:ビジネスとマネジメント

〈留学前〉
Q. 海外の大学に進学した理由を教えてください。
A.浪人時代に出会った恩師の勧めで海外大学への進学を考え始めました。進学の決め手となったのは、自分の将来像について考えた時に、日本だけではなく世界で活躍したいと思うようになり海外進学を思い切って決断しました。
Q. IFUをどのようにして知りましたか?IFUを通じて留学することに決めた理由を教えてください。
A. 僕の通っていた予備校が、IFUと提携していたからです。
Q. IFUを通じて留学して良かったと思う点を教えてください。
A. スタッフ、教員、手配してくださったホストファミリー、全てにおいて丁寧で質の高いサポートをしてもらえるため、勉学に打ち込むことができました。
Q. デ・モントフォート大学を希望した理由。また、その大学を選んで良かったと思う点を教えてください。
A. デ・モントフォート大学ではインプットよりもアウトプットを重視する授業が多く、兼ねてからアカデミックな世界で通用するコミュニケーション能力を身につけたい僕にとって、魅力的な大学であったため進学を希望しました。さらに言えば、IFUから進学する生徒も含め、この大学に日本人学生があまり在籍をしていないことも進学を希望した大きな理由となりました。
〈ファウンデーション・コースについて〉
Q. ファウンデーション・コースで1年勉強して良かったと思うこと。
A. まず、大学進学時に必要なIELTS試験への勉強に打ち込める環境が整っていることは、大きな魅力の一つだと思います。それに加え、先生方(イギリス人)の日本人生徒への理解が高いため、海外経験のない生徒でも安心をして授業を受けることができます。
Q. ファウンデーション・コースで学んだ内容で、特に大学学部に入ってから役立ったことは何ですか?
A. 1500-2500字で書き上げるプロジェクトワークは大学学部進学以降も大きな力になると確信しています。英国国立大学の課題やテストでは名前を見ない状態で評価をされます。つまり、現地の生徒か留学生かは関係なく、純粋な課題の質のみで評価されます。もちろん簡単なことではありませんが、プロジェクトワークを通して学んだことは大学進学後も重要になります。
Q. ファウンデーション・コース中の過ごし方を教えてください。
A. コロナ禍でのコース実施だったため通常9月から渡英のところが当面は日本でのオンライン授業に切り替わり、4月からの渡英となりました。そのため日本で受講したオンライン期間中は、Academicスキルの習得に重点を置き、授業以外の時間に、意識してReadingとWritingの練習を重ねました。そして渡英後の4月以降は、日常会話を通してListeningやSpeakingの練習にフォーカスしました。ここで言いたいことは英語と言っても4つの技能に分かれているということです。そして現地に到着すると、どうしてもReading, Writingに割く時間が減ると思うので、いかに時間配分や、計画をうまく立てられるのかは、ファウンデーション・コースで勉強する上で大切になってくると思います。
〈大学学部進級後について〉
Q. 大学の授業があるときの平日の過ごし方、休日の過ごし方を教えてください。
A.平日は基本的に前日までに授業の予習を済ませることと、難しい話題があれば復習を欠かさずするようにしています。大学の課題の量はファウンデーション・コースの2~3倍とイメージしておくと良いと思います。(大学、学部によって差はあります。)授業以外のことに関して言えば、アルティメットフリスビーの部活(フリスビーを用いたスポーツ)とフランス語のエクストラ授業に参加しています。それに加えて、高校まで野球を続けていたこともあり、レスターが運営する野球のアマチュアリーグの練習にも参加しています。金曜日〜日曜日は授業がなく友人との時間に当てたいので、課題や復習はなるべく週末に持ち越さないようにしています。
Q. 滞在方法について教えてください。
A. 大学の学生寮に滞在しています。部屋のタイプにもいろいろありますが、僕はトイレとシャワールーム付きのフラットを借りています。フラット内には僕を含め4人滞在していて、共用のキッチンでルームメイトと会話をする機会は多々あります。
Q. 海外の大学ならでは…..と思ったエピソードがあれば教えてください。
A.良い点はとにかくアクティブな授業が多いことです。すべての授業において予習が前提で進められるので、特に留学生にとって予習をして考えをまとめておくことは重要だと思います。悪い点を挙げるのであれば、授業や手続きのトラブルがあった時の大学側の対応が、日本と比べるとかなり遅いです。これに関しては我々ができることはないので、ある程度の忍耐力は必要になるかもしれません。
〈その他〉
Q. 海外の大学進学を考えている、または迷っている高校生へのメッセージをお願いします。
A. 海外に正規留学をすることは決して楽な道ではないと思います。これまでとは全く違う環境で生活をする上で、自分の当たり前が通用しない場面に何度もぶつかると思います。授業や課題のレベルや量も日本と比べると多いかもしれません。これらは、何ものにも代え難い貴重な経験です。何よりも海外の大学は国籍・人種が多様なことはもちろん、年齢や目的も異なるため、何気ない会話も刺激的で楽しいです。金銭面や言語の壁で悩んでいる高校生がたくさんいると思いますが、もしチャンスがあるのであれば海外進学をお勧めします。

<2022年インタビュー>

英国、アイルランド、米国大学正規入学