学生の声:ダブリン大学トリニティカレッジ進学

 

田中  慶亮さん

名前:田中 慶亮
出身高校:立教新座高等学校(埼玉)
出身大学/学部:アイルランド国立ダブリン大学トリニティカレッジ / School of Medicine
就職先:Royal Brisbane and Women’s Hospital 専門医(産婦人科医)

〈留学前〉
Q.海外の大学に進学した理由をお教えください。
A.海外での生活に特に理由もなく憧れて、高校生の時にイギリスへ1年間留学しました。それなりに海外の生活や英語に慣れた後、英語で医学を学べば日本語で学ぶよりも医師になってからの可能性が広がると思い、海外の大学進学を決めました。
Q.IFUをどのようにして知りましたか?IFUを通じて留学することに決めた理由を教えてください。
A.イギリス留学中に出身高校の担任の先生からトリニティ・ファウンデーション・プログラムのことを聞きました。実際にイギリスからダブリンへ行き、ダブリン大学の方からも案内していただきました。素晴らしい大学であると納得したうえで留学を決めることが出来ました。
〈ファウンデーション・コースについて〉
Q.ファウンデーション・コースで学んだ内容で、特に大学学部に入ってから役立ったことは何ですか?(どういう授業が役にたちましたか?)
A. 科学、物理、生物の授業で学んだことは医学部1年生で役にたちました。特に物理はファウンデーション・コースで学んだことがそのまま大学のカリキュラムでした。学業が楽になった分、大学生活に慣れるのが楽になったと思います。また勉強したことが直接役に立たなかったとしても、限られた時間の中、簡単ではないいくつかのタスクを効率良くこなすといった能力は大学だけではなく、働きだしてからも重要だと思います。
Q.ファウンデーション・コース中の過ごし方を教えてください。
A.基本的に勉強していたのではないかと思います。それ以外の時間はホストファミリーや、ファウンデーション・コースの仲間と過ごしました。
〈大学学部進級後について〉
Q.大学での学業について教えてください。
A.医学部ですから、どこの国でも医学部で学ぶことを学びました。解剖学、生理学、薬学、病理学などから始まり、徐々に大学から病院に移り、内科、外科、小児科、産婦人科というように。ダブリン大学トリニティカレッジで学べて良かったと思うことの1つは、多様性です。性別、年齢、そして国籍の幅が広く、ただでさえ日本人の僕が海外留学をして考えること、学ぶことが沢山あるのに、そうした大学・学部で様々なバックグラウンドのクラスメイトと共に人として成長した6年間は掛け替えのない経験でした。
学部に関係なく、英語で学ぶというのはやはり大変ですけど、やり終えると得るものが大きいと思います。英語でコミュニケーションが図れるだけでなく、専門知識もあるとなると、大学卒業後、就職の可能性がかなり広くなるのではないでしょうか。私の場合ですとアイルランドで研修医課程を終了した後、オーストラリアに移住しましたが、アメリカ、カナダ、イギリス、ニュージーランド、シンガポールなどの英語圏も可能でしたし、大学の日本人の先輩や後輩では日本で医師として活躍されている方もいらっしゃいます。
Q.大学では、どのような活動をしていましたか?
A.夏休み期間中に数ヶ月間、どこの国でも良いので自由に選択した病院で実習をするエレクティブという制度がありました。英語圏の先進国でやるというのが無難なのでしょうけど、あえて発展途上国にいく学生のソサエティーがあり、そこで1〜2年活動しました。ダブリンで勉強している間に週末にチャリティーイベントや募金活動を行い、それをエレクティブをする病院に寄付するというものでした。
僕はインド、ビハール州の田舎にある病院にクラスメイト2人と1ヶ月行きました。最寄りの駅から舗装されていない道を車で4〜5時間、毎日数時間ほどランダムに停電する、毒蛇に噛まれた患者さんが定期的に来るような非営利の病院で、貧しい地域で十分な設備もテクノロジーもない環境での医療に携われた経験は、今、先進国で高度な医療を患者さんに届けられるありがたみみたいなものを実感し、モチベーションを長期的に保ちながら働けることにもつながっているように感じます。
Q.大学の授業があるときの平日の過ごし方、休日の過ごした方を教えてください。
A.勉強する時は勉強し、そうでない時は友達と過ごす。日本の大学に進学しても基本的には同じなのではないかと思います。ただ、外国で、英語で、日本人でない人たちに囲まれて、というのは日本でそのまま生活していたら経験出来なかったでしょう。学生で時間はあったけど、お金がなかったので、家で料理して友達を呼んだり、カフェでお茶したり、映画見に行ったりとお金がかからない休日の過ごし方でした。数ヶ月もある夏休みは日本でバイトしました。
Q.滞在方法について教えてください。
A.大学の寮で1年過ごしたあとは、クラスメイトと家やフラットをシェアしました。
〈大学卒業後のキャリアについて〉
Q.大学卒業後、現在に至るまでのキャリアについて教えてください。
A.私はSecond-class honoursで大学を卒業し、ダブリンの病院で研修医として1年働きました。そして研修医課程を終えてアイルランド医師免許を取得し、2009年にオーストラリアに移住しました。99年に高校交換留学でイギリスに行ってから10年ほどイギリス、アイルランドで生活し、何か変化を求めていたのかもしれませんね。オーストラリアには旅行ですら来たこともありませんでしたが、色々な国に行くアドバンテージとディスアドバンテージを細かく調べて比較するとか抜きに、なんとなく勘と勢いで決めました。
オーストラリアではまず1つの科に留まるのではなくローテーションさせていただて、その1つが産婦人科でした。産科は基本的には病気ではなく、妊娠、出産というむしろポジティブな側面が多く、外科志望だった私にとって婦人科は腹腔鏡手術などにも携えるということで産婦人科を目指すことにしました。
日本の高校生が、海外で医師として働くということにどの様なイメージが湧くのかは分かりませんが、結局はコツコツ長期的に頑張るということに尽きます。真面目に働いて、勉強して、何事にも必要な書類は丁寧に用意して提出し、オーストラリアに移住後1年目にオーストラリア医師免許取得、2年目に永住権獲得、3年目からは産婦人科専門医トレーニングを始めることができました。現在はRoyal Brisbane and Women’s Hospitalで専門医として働きながら、クィーンズランド大学医学部では上級講師をしながら、去年博士課程に進学しました。
Q.キャリアを通じて学んだことを教えてください。
A.都市部にある大きな病院で働いていて、医師という職業柄、学生からかなり先輩の先生、医療関係者から事務方、患者さんも若い方から年配の方と色々な人と接しますが、結局は出身とか、肌の色とか、母国語が何かとかではなくて、相手を尊重して丁寧にコニュニケーションを取ることが大事です。例えば目も合わさないで話を遮る先生と、親身に話を聞いた後に治療法の選択肢を時間費やして説明した先生が、結果的に同じ処方箋を出したとすると、それはやっぱり後者の先生の方が患者さんに納得してもらえますからね。
Q.外国人としてオーストラリアで働くのはどのようなものですか?
A.オーストラリアには色々な人種がいて、アジア人も多いので、働く際に自分が外国人だとそんなに感じません。同僚にも患者さんにもオーストラリア生まれでない方は沢山いますし。日本で医師として働いた経験はありませんが、オーストラリアの方がマイペースに仕事できるのかなとは思います。産婦人科医ですから夜勤とか週末とか働きますけど、休みはちゃんと頂けるし、無茶な残業とかはありません。それは個々が職場に合わせるのではなくて、人が職場を働きやすい環境にするという文化があるからなのではと思います。結果、ストレスが減り、イノベーションが生まれ、生産性が向上する。私は典型的な日本人なので仕事を与えられたら、嫌でも大変でも文句を言わずに頑張ります。それはそれでやっぱり評価してもらえますが、組織のみんながそういう姿勢だとしたら恐らく環境はいつになっても改善されないでしょう。
〈その他〉
Q.IFUを通じて留学して良かったと思う点を教えてください。
A.ダブリン大学トリニティカレッジに進学することが出来たことです。スタッフの方からの丁寧なサポート、しっかりとした授業を組んでいただいた先生方、優しく面倒を見てくれたホストファミリーなど、大学進学に向けて英語力や知識だけではなく精神的にも準備ができた1年でした。こういったコースがない限り、日本の高校生が比較的短い時間内に海外の大学へ進学し、そして授業についていくというのはほぼ不可能なのではないかと思います。
Q.海外の大学進学を考えている、または迷っている高校生へのメッセージをお願いします。
A.留学したいという思いがあり、それをサポートしてくれる両親がいらっしゃるなら、深いことは考えずに行ってしまうべきだと思います。身一つで慣れない国で慣れない言語で1年間生活すれば学べることはたくさんあります。極端に言えばその後、大学を卒業できなくても、就職先がなかなか決まらなくても、その経験は一生役に立つのではないでしょうか。そもそも逆に、あまり深いことを考えずに『取りあえず日本の大学に進学する』 ということの方が私は問題であると思います。

<2021年インタビュー>

 

丸茂   珠樹さん

名前:丸茂 珠樹
出身高校:広島女学院高等学校
出身大学/学部:アイルランド国立ダブリン大学トリニティカレッジBusiness Economics and social studies
就職先:Bloomberg L.P.

〈留学前〉
Q.海外の大学に進学した理由・きっかけをお教えください。
A.ビジネスや経済学を英語で学んで、海外で通用するスキルを身につけたいと思ったからです。そして、世界中から学生が集まるトリニティで世界の学生たちと繋がりたいと思いました。 
Q.ダブリン大学トリニティを希望した理由。また、その大学を選んで良かったと思う点を教えてください。
A.英語圏だったこと、Business Economics and social studiesという政経学部のように、複数の科目を深く学べるというユニークな点に惹かれました。 
 〈ファウンデーション・コースについて〉
Q.ファウンデーション・コースで学んだ内容で、特に大学学部に入ってから役立ったことは何ですか?
A.エッセイの書き方の授業はとても役に立ちました!資料集めから、資料の読み方、そして、それをまとめて文章にする練習は大学に入ってからの課題にとても活かせました。
Q.ファウンデーション・コース中の過ごし方を教えてください。
A.平日は、主に、勉強、そしてスカッシュ をして過ごしていました。授業や、勉強で一日中座っていることが多かったので、スポーツで気分転換をしていました。
〈大学学部について〉
Q.大学の学部ではどのようなことを学びましたか?
A.私は、ビジネスと経済学を専攻したのですが、ビジネスは企業論、組織論から、金融学まで幅広く学びました。
経済学は、マクロと数学が好きだったので国際金融学、そして、統計、数学経済などをやりました。
Q.大学の授業があるときの平日の過ごし方、休日の過ごした方を教えてください。
A.平日は主に授業、そしてスカッシュをやっていたので、クラブに所属してほぼ毎日トレーニングしていました。週末は主に、課題と、息抜きで友達と旅行に行ったりもしました。
Q.滞在方法について教えてください。
A.一年生の時は寮、二年生以降はシェアフラットに住んでいました。日本では最近でこそ流行っているシェアハウスですが、人間関係や文化の違いなど、いろんなことを学ぶ良い経験になりました
〈留学全般について〉
Q.留学経験で得たものは何ですか?
A.すごくありきたりかとしれませんが、適応力、問題解決力です。どんな困難に直面しても、いろいろ考えて試行錯誤して、解決していく力がついたと思います。
Q.留学の経験を今後どのように活かして生きたいと思いますか?
A.今、とても幸運なことに、大学で学んだことを活かせる職場にいます。なので、もっともっと、今まで大学で学んだことを元に勉強して、ステップアップしていきたいです。
Q.将来、社会人として仕事をしていく上では人脈が大切で、「世界中から集まる優秀な学生と知り合えること」も海外大学進学の利点の一つと言われます。一緒に勉強する学生だけにかかわらず、「人との出会い」という点について感じること、エピソードがあれば教えてください。
A.スカッシュを通じて、大学内外でたくさんの人に出会いました。例えば、四年生になる時、家探しで困っていた時、スカッシュ部の先輩が家を紹介してくれて住む家を見つけたことや大学のネットワークイベントで出会った人に履歴書の添削をお願いしたりなど、人に助けてもらったエピソードばかりです。
Q.留学となると、語学力、費用面がネックになる人が多いようですが、どうでしたか?
A.英語は高校時代から自信があったので特別な準備はしませんでした。費用に関しては、夏休みに帰国した際にアルバイトをしていました。
〈就職活動について〉
Q.いつごろから、どのような形で就職活動を始めましたか?
A.四年生になる前の夏にインターンシップをするために3年になった9月からインターンシップ探しをしていました。元々働きたい会社があったので、そこ以外には数社しか応募しませんでした。
Q.日本企業は英語を使って仕事をできる人材として、海外大学卒業生の採用に積極的だといわれていますが、就職活動中、それを感じましたか?また、英語力以外で評価されていると感じた点があれば、具体的に教えてください。
A.会社の考え方によると思いますが、日本で働く際は英語を話せることはアドバンテージになると思います。海外の場合は、話せて当たり前なので、やはり、大学で取り組んだことなどが見られます。私の場合は部活で部長をやったり、そのほかにもサークルで幹部をやったりと積極的に大学生活の中でいろんな活動をしていた点が評価されました。そのほかにはやはり、四年という間海外で過ごすというタフな経験などが評価されたと思います。
Q.現在のお仕事の様子を簡単に教えてください?
A.今はロンドンのブルームバーグで、働いています。ニュースの会社と勘違いされがちなのですが、金融情報、そして、それを提供するソフトウェアシステムを売る会社です。私がいるアナリティクスという部署では、そのシステムに関する質問や、各金融商品、例えば、株式や債権について学んで、それらに関するシステム内の質問に答えたり、クライアントに機能の使い方をトレーニングしたりなどしています。
〈その他〉
Q. 海外の大学進学を考えている、または迷っている高校生へのメッセージをお願いします。
A.海外の大学に行きたい気持ちがあって、そして機会があるなら、行くべきだと思います。でも、4年間大学に通うということは思うほど簡単なことではなく、かなり覚悟がいることです。なので、しっかり、自分が何をしたいのか、明確にして、決断することをおすすめします。頑張ってください!

<2020年インタビュー>

楊 文嘉 さん

出身校:マスタードシードアカデミー/豊島岡女子学園高校
在籍大学/学部:ダブリン大学トリニティカレッジ / Business,
Economic & Social Studies (BESS) 2年生

〈留学前〉
Q. 海外の大学に進学した理由をお教えください。
A. 元々日本の大学に進学するつもりで受験勉強をしていましたが、高校3年の夏にIFUのお話を聞き興味を持ちました。正直何か明確な目的を持って留学を決めた訳ではなく、私の場合はどちらかといえば単純な好奇心であったり、新しく興味を引かれるものに出会いたいと思い進学を決めました。
Q. IFUをどのようにして知りましたか?IFUを通じて留学することに決めた理由を教えてください。
A. 高校3年当時に通っていたマスタードシードアカデミーという予備校がIFUと提携していたので、IFUを知りました。IFUに決めた理由はサポートがしっかりしていると伺ったからです。実際にIFUを通じて留学していた先輩方からも直接お話を聞く機会があり、疑問や心配事についての質問に答えていただきましたし、現地での生活をとても楽しそうにお話されていたので安心してお任せする事が出来ました。
Q. IFUを通じて留学して良かったと思う点を教えてください。
A. 関係者の皆さんの人柄の良さとサポートが丁寧だった点が良かったです。現地では所長である日本人スタッフをはじめとし、先生方やスタッフの皆さんもとても暖かく面倒見がよい方々ばかりで大変良くして頂きました。ご飯に誘って頂いたり、相談に乗って頂いたり近い距離感で接する事が出来ました。また、渡英前はホストファミリーと上手く過ごせるかや当たりはずれがあるのではないかと心配に思う人もいるかもしれませんが、先輩後輩含め本当に全員が満足していると思います。個人的にも困るような事は全くありませんでしたし、実の娘のように迎え入れてくれてとても過ごしやすく楽しい一年でした。具体的には事前アンケートや、何か問題があればその場で対応してくれる点も良かったです。
Q.ダブリン大学トリニティカレッジを希望した理由。また、その大学を選んで良かったと思う点を教えてください。
A. 私の場合は興味ある事が多過ぎて1つの学部に絞れずにいたところ、現在在籍しているダブリン大学トリニティのBESSという様々な教科を同時に学べるユニークな学部に惹かれ入学を決めました。また、折角の機会なのでファウンデーション・コースがあるイギリス以外の新しい文化にも触れたいと思いました。伝統ある名門大学で世界中から集まったレベル高い学生達と切磋琢磨出来る環境や大学とその周りの施設が充実していた点が良かったです。
〈ファウンデーション・コースについて〉
Q.ファウンデーション・コースで1年勉強してよかったと思うこと。
A.ファウンデーション・コースでは英語をメインに丁寧に教えてくれる点も良かったですが、エッセイの書き方やノートの取り方、プレゼンテーションの仕方等実際の大学生活で役立つ実用的な事を学べたのが良かったです。また、大学で選択予定の科目についても教わるので、入学後も余裕を持って授業を受けることが出来ました。ファウンデーション・コースが無ければ大学でもっと苦労していると思うのですごく助かっています。
Q.ファウンデーション・コースで学んだ内容で、特に大学学部に入ってから役立ったことは何ですか?(どういう授業が役にたちましたか?)
A.上記の通りエッセイ、ノート、プレゼンテーションと選択予定の科目について学べた事が役立っています。入学前に手順や専門用語に慣れ親しんだり予備知識を得ることで、入学後スムーズに授業や課題を進める事が出来ます。
Q.ファウンデーション・コース中の過ごし方を教えてください。
A.平日は学校で勉強して放課後ウィンドウショッピングしたり、ホストファミリーとゆっくり家でくつろいでいました。休日は美術館巡りしたり友達と遊んだり、ホストファミリーと出かけたりしていました。
〈大学学部進級後について〉
Q.大学の授業があるときの平日の過ごし方、休日の過ごした方を教えてください。
A.平日は授業受けて課題をやって街をふらふらして家でご飯食べて寝るというシンプルな生活サイクルでした。買い物したりする自由時間もそこそこありますが、やる事がかなり多いので気を抜くとすぐに課題に追われてしまいます(笑)。休日は友達と出かけたり、先輩とご飯食べたり、家で課題を進めてゆっくり過ごしています。
Q.滞在方法について教えてください。
A.一年目は大学の寮に住んでいました。今年(二年目)は大学の近くの学生寮を借りる予定でどちらもフラットシェアです。
Q.海外の大学ならでは、、、と思ったエピソードがあれば教えてください。
A. ヒラリー・クリントンやイギリスの王子と王妃等数々の世界的な著名人が訪れていたのは海外の大学ならではないかと思います。TED talkを大学に招いたり、有名企業のお偉いさんを招いて講演会を開いたりと日本ではなかなか経験する機会がないイベントもたくさんありました。他には学部や大学が企画する大規模でフォーマルなパーティーが毎年開催されます。皆ドレスアップして参加しますし、有名アーティストを招くなどとても豪華です。学業面では日本の受動的な授業と違って自ら発言、発表するスタイルが特徴だと思います。
〈留学全般について〉
Q.留学経験で得たものは何ですか?
A. 留学というと一番最初に思い浮かぶのは語学力だと思いますが、それ以上に慣れない環境で生活していく為に必要な自己管理能力や行動力を高める事が出来たと思います。頼る人が少ない中でもやる事はやらなければならないので、自分で情報を仕入れ行動する癖がつきます。また、新しい文化や多様な価値観を持つ人々と関わることになるので視野が広がりました。
Q. 留学先で大変だったことは何ですか?
A. 授業についていくのはやはり大変です。特にディスカッションやグループ発表等ではネイティブとの差を痛感しますし、授業に必要な予習資料もネイティブの倍以上の時間を掛けて理解する必要があるので楽ではありません。課題も多く、テストも大変なので苦労しています。
Q. 留学の経験を今後どのように活かして生きたいと思いますか?
A. 語学力のみならず、留学で培った行動力や生活力、自信や経験は今後の人生の様々な場面で役立つと思います。語学力や行動力は特に就職活動でも活かされると思いますし、異文化での経験は良い思い出になると思います。
 Q.留学となると、語学力、費用がネックになる人が多いようです。英語力に関する不安はいつごろどのように克服しましたか?経済面(留学費用)に関して、奨学金制度などを使っていましたか?

正直英語力に満足する事はないと思います。なぜなら終わりがないからです。ただ英語に対する不安を克服したという意味ではファウンデーション・コースで実際ネイティブとコミュニケーションを取れた事が大きかったです。現地に着いたばかりの時は文法の細かい間違いを気にして完璧に話せない事に不安を感じていましたが、実際少しおかしな英語になってもきちんと相手に伝わっているとわかった事で、間違えながらでよいから恥ずかしがらずに話していこうと思うようになりました。経済面では奨学金は利用していません。自炊をするなどして節約しています。

 Q.海外の大学進学を考えている、または迷っている高校生へのメッセージをお願いします。
海外留学を考えていて親の了承も得ているなら迷わずに一歩踏み出す事をおすすめします。異文化の中1人で生活していく、ネイティブと同じ環境で学ぶ事は語学力以上のものを沢山得る事に繋がります。今まで留学に興味がなかった人もこれからは選択肢に入れて考えて欲しいと思います。私も元々海外に憧れがあった訳でも具体的な目的があった訳でもなく、折角なら新しい国と文化を見てみよう、視野を広げる事が出来てついでに英語も習得できるし一石二鳥だという軽い気持ちで留学を決めましたが、この選択をして良かったと思っています。折角の機会、ぜひものにして欲しいと思います。

<2018年インタビュー>

市川 駿 さん

出身高校:城西大学付属川越高等学校(埼玉)
出身大学/学部:ダブリン大学トリニティカレッジ/Computer Science and Business

University of Dublin, Trinity Collegeを卒業後、社会人になっての感想

私は大学を卒業後、日本に帰国して現在はコンサルタントとして様々な企業の問題を解決するという仕事をしています。海外大学を卒業して得られたことが沢山ありますので、それらを中心に感想を書いていきます。

留学を通して得られる一番大きなものとして、「人としての大きな成長」があります。英語力はもちろんですが、それ以外の部分での人としての成長が留学で得られる一番大きなことだと思います。留学中は数多くの困難に直面します。しかし、それらの困難を乗り越えてきたからこその成長、具体的には、「諦めずにやり抜く力」や「論理的に物事を深く考える力」、「自分から様々のものにチャレンジする力」など人生や仕事において、非常に重要な能力を身につけることができます。

社会人になって仕事を始めると、様々な人と一緒に1つのゴールに向かって進んでいくことが多くなります。これは学生の時には少ないことであり、多くの人にとって社会人になって一番戸惑うことでもあると思います。そんな時でも留学中に身に付けた、人の意見を聞き、理解し、尊重しつつ自分の意見をしっかりと主張できる能力は活かすことができます。様々な人種、バックグランドの人と留学中に触れ合ってきたことは、人生において大きな財産になります。

10代で海外に出たからこそ、日本にいてはできないような経験をできることも留学することのメリットであると思います。若いうちに日本を飛び出し、世界を見ると色々な考え方・価値観を吸収することができます。様々な視点で物を見て、周りと違った視点を持てることは仕事においても価値があることとされます。

留学を考えている時に大学卒業後の就職に関して不安になる方もいらっしゃると思いますが、海外大学を卒業して就職に困ることはないです。現在はどこの企業も優秀な海外大学生を求めていて、企業の方から声がかかることも多くあるくらいです。日本の大学と時期がずれるので(海外大学では一般的に9月始まり、8月終わり)、就職の時期がずれますが、多くの企業が9月入社を認めていますので心配はいりません。

海外の大学で学ぶことは想像するより遥かに大きなものを得ることができます。そして、それらは自分自身の一生の財産になります。留学を迷っている方もいると思いますが、一歩踏み出す勇気を持ってみてください。4年後にきっと想像もつかないくらい大きく成長した自分に出会うことができるはずです。

<2017年3月>

松井 亜里香 さん

出身校:マスタードシードアカデミー
在籍大学/学部:ダブリン大学トリニティカレッジ / 歴史学と社会学(二科目選択) 1年生

〈留学前〉
Q. 海外の大学に進学した理由をお教えください。
A. 留学には前から興味があり、当初日本の大学に行ってから短期留学しようと考えていましたが、海外の大学に進学出来るという機会があるというお話を頂いたので思い切って挑戦してみようと決意しました。
Q. IFUをどのようにして知りましたか?IFUを通じて留学することに決めた理由を教えてください。
A. 当時通っていた予備校(マスタードシードアカデミー)に紹介していただきました。私の場合一期生だったので先輩の体験などは事前に聞くことはできませんでしたが、IFUの設備やサポートが充実していたので安心して渡英することができました。
Q. IFUを通じて留学して良かったと思う点を教えてください。
A. 現地ではトリニティファウンデーションコース所長の砂田さんがいらっしゃったり、他の事務の方々や先生方もアットホームでとても協力的だったりと何かあったらすぐに相談出来る環境は良かったと思います。また、生徒同士少人数なので縦の繋がりも横の繋がりも強いです。日本人同士で固まってしまうのはよろしくないとはよく言われることですが、海外の大学に進学した以上嫌でもネイティブや他の留学生との交流があるので大丈夫です。むしろ初めての海外生活や大学生活で分からないことだらけで不安な時に頼れる先輩や同級生がいたというのは、とても心強かったです。私達が先輩方に親切にして頂いているので、私も出来るだけ後輩をサポートするよう心がけていますし、生徒間でも良いサイクルができていると思います。
Q.ダブリン大学トリニティカレッジを希望した理由。また、その大学を選んで良かったと思う点を教えてください。
A. 実際に訪れ、ダブリンの街や大学の歴史的な雰囲気や規模の大きさに魅了されました。私はファンデーションコース入学当時、ダブリン大学進学基準を満たす学力では無かったのですが、一年間の自分の努力次第で進学先を変えられる可能性を与えていただいたという所もファンデーションコースの良い点の一つだと思います。一年間自分の将来を見つめ直す猶予、それを踏まえつつ勉強に打ち込めました。実際に通ってみて生徒たちのレベル、モチベーションの高さは刺激的ですし、日々自分の成長を感じられます。
〈ファウンデーション・コースについて〉
Q.ファウンデーション・コースで1年勉強してよかったと思うこと。
A.海外の大学に進学する為の総合的な英語力の基礎を学べたところです。
Q.ファウンデーション・コースで学んだ内容で、特に大学学部に入ってから役立ったことは何ですか?(どういう授業が役にたちましたか?)
A.アカデミックライティングをしっかり学べたことは進級後とても役に立ちました。大学では最初のほうに授業かプリントで少し触れる程度なのでネイティブでも苦戦しているようだったので、一年間基礎をしっかり学んできたという事はとても強みになります。
Q.ファウンデーション・コース中の過ごし方を教えてください。
A.長い休みの間には旅行にも行きましたが、授業のある日はまっすぐ家に帰って家で課題をやったりホストファミリーと話したりしていました。周りに娯楽が無いので英語力の向上に集中して取り組むことができました。
〈大学学部進級後について〉
Q.大学の授業があるときの平日の過ごし方、休日の過ごした方を教えてください。
A.平日は授業に出て、終わったらソサイアティの活動やパーティに参加したり、家に帰ってフラットメイトとおしゃべりしたりしていることがほとんどです。休日は友達と出かけることもありますが、基本自分の寮で課題をしたり料理をしたりしています。
Q.海外の大学ならでは、、、と思ったエピソードがあれば教えてください。
A. 歴史学の最後の授業でディベートをしたことです。ワインやビールが支給されるラフさも海外だなと思います。授業中に生徒が自分の意見をどんどん発言する光景も海外ならではです。
〈留学全般について〉
Q.留学経験で得たものは何ですか?
A. 英語力もさることながら何にでも挑戦する勇気や度胸です。海外で生活した経験がなかった私にとって何もかもが挑戦でしたし、未だに新しいことを始めるときは緊張しますがその分得るものも多いし成長している自分を実感することができました。
Q. 留学先で大変だったことは何ですか?
A. 英語力、特にリスニングとスピーキングについていけず苦労しました。ネイティブとの差に落ちこんだこともありますが、努力していれば次第に上がっていくものですので、今はそれほど心配していません。
Q. 留学の経験を今後どのように活かして生きたいと思いますか?
A. 一時帰国したときに、周りの同世代の日本の大学に通っている友達よりも自分の考え方や価値観が成熟して豊かになっていると気付きました。これは色々な壁を乗り越えたり様々なバックグラウンドを持つ友達と意見を交わしたりする機会が多くあったからだと思います。就職活動などの近い将来だけでなく、これからの人生を生きていく上で宝になると信じています。
 Q.留学となると、語学力、費用がネックになる人が多いようです。英語力に関する不安はいつごろどのように克服しましたか?経済面(留学費用)に関して、奨学金制度などを使っていましたか?

英語力に関しては、結論から言って不安を完全に払拭することは無いです。ですがいくつか段階があって、そのレベルに達した時に自分の成長に気づくことはありますが、また次のレベルアップにむけて一歩ずつ進む終わりの無い挑戦だと思います。その中で徐々に自信がついていくものだと思います。
確かに留学にはまとまったお金が一度に必要になるので一見すごい金額が必要なのかと思われがちですが、授業料も日本の大学に行くのと大それて変わるものではありません。留学生はその分自分でお金の管理をしますし、結果的に日本での大学生活よりも使っているお金は少ないように思います。

<2016年インタビュー>

原田 古都 さん

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出身高校:静岡県立浜松北高等学校(静岡)
出身大学/学部:ダブリン大学トリニティカレッジ / 哲学
就職予定先:外資系広告代理店

Q. 海外の大学に進学した理由をお教えください。
A. 障害を持つ子供たちの教育や、男女の行動の違いなどに興味があり、心理学部への進学を希望しておりました。心理学の研究が日本よりも欧米で進んでいることや、日本の大学でも英語の文献にあたることが多くあるということを知り、海外の大学への進学を決意しました。また、高校時代まで英語に苦手意識があったため、日本の大学へ進学した場合は一生英語が話せるようにならない、という危機感もありました。
 Q. IFUをどのようにして知りましたか?IFUを通じて留学することに決めた理由を教えてください。
A. すでに数名の先輩がIFUを通じて留学していたこともあり、高校の先生から紹介されました。実際に留学中の先輩のお話も直接伺えたため、他の機関や専門学校よりも安心感がありました。
Q. IFUを通じて留学して良かったと思う点を教えてください。
A. ファウンデーションプログラム中の1年間、素晴らしいホストファミリーと一緒に過ごせたので、現地の生活に馴染むことができました。また、アサインメントやテストが定期的にあるため、1年間緊張感を持って勉強に必死に取り組むことができました。
Q. ダブリン大学トリニティカレッジを希望した理由。また、その大学を選んで良かったと思う点を教えてください。
A. 心理学の研究でヨーロッパでも10位以内にランキングされていたことと美しいキャンパスが決め手でした。心理学部は人数も少なく入学の基準も高いため、レベルの高い授業やグループワークを受けられました。また、首都のど真ん中にキャンパスがあり、交通もとても便利だったため、キャンパスライフを満喫できました。
Q. ファウンデーション・コースで1年勉強してよかったと思うこと。
A. ファウンデーションコースで大量のエッセイやプロジェクトワークをこなしていたため、大学に進級してから、ネイティブの学生でも苦労していたアカデミックライティングも、そこまで困ることはありませんでした。
Q. ファウンデーション・コースで学んだ内容で、特に大学学部に入ってから役立ったことは何ですか?(どういう授業が役にたちましたか?)
A. 上記にもあるアカデミックライティングです。エッセイの構造や文章の書き方などはファウンデーション・コースで細かく指導していただいたのがとても役に立ちました。私は心理学で統計も多く学んだので、数学の授業も受けておけたのがよかったです。
Q. ファウンデーション・コース中の過ごし方を教えてください。
A. 授業がみっちりあり、アサインメントもたくさんあったので、日本人の学生ともあまり遊ぶことはなく、1年間は本当に英語漬け、という感じでした。わたしは特に英語への苦手意識が強かったので、行き帰りのバスではずっと英語のサウンドノベルを聞いて、耳を慣らしていました。授業が終わったらすぐ家に帰り、晩ごはんを食べながらその日あったことをホストファミリーと話し、一緒にドラマやリアリティー番組を見て、寝る、というシンプルな毎日でした。でもたまに授業終わりにパブに行ったり、休日にバンガーの近くの街にみんなで遊びに行ったりしたのも良い思い出です。あと夏以降は週2日でバンガー大学のウェールズ語のクラスに通っていました。
Q. 大学の授業があるときの平日の過ごし方、休日の過ごした方を教えてください。
A. 心理学部は授業が少なかったです。授業に行って、空き時間は友だちとお茶をしたり図書館でアサインメントをしたりして過ごしました。夜はソサエティ(サークル)のイベントや飲み会に行ったり、家に帰ってハウスメイトと夜ごはんを作ったりしていました。休日もアサインメントをすすめたり、飲み会に行ったりで、授業がない以外は平日とあまり変わらなかったです。
Q. 滞在方法について教えてください。
A.  1年目は大学の寮に入りました。キャンパスからは少し遠かったですが、ダブリン以外の街から来た現地の学生もここに多く滞在していたので、学部を中心に友だちがたくさんできて楽しかったです。2年目はキャンパスに近い、NCIという別の大学の寮へ。街に近いことは便利でしたが、短期の留学生が多くてフラットメイトとも仲良くなれず少し寂しかったです。3年目はまた少し離れたところに、イギリス人・ノルウェー人の友人2人と3人でシェアハウス。4年目はキャンパス内の寮に韓国人の友人と2人で住んでいました。キャンパス内の寮は選抜制(奨学生やソサエティに貢献している人優先)なので、住みたい人はソサエティ活動などをがんばるとよいかもしれません。
Q. 海外の大学ならでは、、、と思ったエピソードがあれば教えてください。
A. キャンパス内の教会の方と仲良くなり、毎週火曜日のお昼は教会でスープとパンとチーズをいただいてました。あとはキャンパス内にパブがあるので、辛い試験期間の終わりなどにラグビーピッチに座りながら昼からビールを飲むのは最高でしたね。
Q. 留学経験で得たものは何ですか?
A. 度胸。とそれに付随して英語力。いろいろな国の方に出会うし、その方たちにとっては自分が日本の代表なので、自国のことも含め、歴史や文化をたくさん知ることができました。あと家族がすごく好きになりました。
Q. 留学先で大変だったことは何ですか?
A. 不動産や銀行とのやりとりも自分でやらないといけないので、大きな金額が動く判断を自分でするのが大変に感じました。
Q. 留学の経験を今後どのように活かして生きたいと思いますか?
A. いま外資系の広告代理店で働いており、英語力を買われてグローバルやリージョンでのキャンペーンの企画にも携わらせていただいています。日本の良さを世界の人に伝えるような仕事をしていきたいと考えています。
 Q.留学となると、語学力、費用がネックになる人が多いようです。英語力に関する不安はいつごろどのように克服しましたか?経済面(留学費用)に関して、奨学金制度などを使っていましたか?
A. 留学する前は、なんとかなると楽観的に考えていました。不安がなくなったのはファウンデーションコースの夏休み中に、他の語学学校に通っていて、いろいろな国のいろいろな訛のいろいろな英語レベルの人たちと友だちになる中で、「完璧な英語をは話せなくても伝わればいいんだ!」と開き直ることができました。そこからはぐんぐん英語が伸びて、苦手意識がなくなっていきました。経済面に関しては、両親が全面的に協力してくれたため、奨学金などは利用しませんでした。
Q. いつごろから、どのような形で就職活動を始めましたか?
A. 大学4年生の秋にボストンキャリアフォーラム、卒業直後の6月にロンドンキャリアフォーラムに参加しました。いくつか内定もいただきましたが、帰国後もマイナビやリクルートを使って面接を受けたり、リクルートの留学生向けのエージェント就活など就職活動を7月まで続けました。
Q. 英語力以外で評価されていると感じた点があれば、具体的に教えてください。
A. ソサエティイベントや、東日本大震災時のチャリティ活動でのリーダーシップをかわれ、今後女性幹部を増やして行きたいメーカー企業には高く評価していただきました。
Q. 海外の大学進学を考えている、または迷っている高校生へのメッセージをお願いします。
A. 世界との距離がかなり近づきます。英語が話せるとかそんなシンプルなことではなく、日本と海外を2極化せずに、世界で起こっていることが「自分ゴト化」できる。情勢の悪化や貿易の自由化、ライフスタイルの多様化が進んで行く中で、そういった姿勢が身についたことは自分にとって大きな収穫でした。英語がまったく話せなかった私でもなんとかなったので、ぜひ挑戦してみてはいかがですか!?

<2015年インタビュー>

木村 安里 さん

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出身高校:聖ドミニコ学園高等学校(東京)
出身大学/学部:ダブリン大学トリニティカレッジ/ ビジネス、経済学及び社会学
就職先:外資系企業Bloomberg L.P. , APAC team leader at Operationsにて、
Global Customer Support(GCUS)のチームリーダーを務める

Q. 留学のきっかけは?
A. とにかく英語が大好きで、英語で勉強したいという強い気持ちと日本を出て自分の視野を広げたいという思いがあり留学を決意。ダブリン大学トリニティを選んだ理由は、世界的にとても有名な大学であったためです。
Q. トリニティーファウンデーションコースで学んで良かったと思うことは?
A. エッセイの書き方を本格的にマスターする事が出来たことです。学部に入ってから毎学期の試験は全てエッセイ形式で、ファウンデーションコースで学ばなければ、決してやっていけなかったと思います。 特に、大学に進級して最初のエッセイを提出するとき、現地のお友達と交換して確認などをしたのですが、圧倒的にファンデーションでエッセイの書き方をならった私の方が、ネイティブの学生のエッセイよりもクオリティーが高く、びっくりされたのを覚えています。
Q. ファウンデーションコース中の過ごし方を教えてください。
A. 毎日の復習と課題の他に、毎晩新聞を必ず読むことを習慣にしていました。 タブロイド紙やファッション雑誌というのは、文法を崩して書いている事が多いので、高級紙であるThe Guardians,The Telegraph, The Timesなどを毎晩必ず隅から隅まで読んでいました。ファンデーションに参加している日本人の学生とも協力し合って、なるべく英語で会話するように心がけていました。自分がなんでファンデーションコースに来ているのかなど、周りに流されるのではなく自分の夢ゴールをしっかり見つめながら過ごす事もすごく大事だと思います。
Q. ダブリン大学トリニティカレッジでの日々の過ごし方を教えてください。
A. 平日は授業の合間にお友達とランチを楽しんだり、図書館で勉強をしていました。勉強の他にも、ダブリン大学は、平日の夜でもイベントが多く、大学の中にあるパブでお友達と楽しく時間を過ごしたのもよく覚えています。特にSociologyの学部は大量の本を読まされるので、休日もバルコニーでゆっくりしながら本を読んで勉強していました。休日は、ダブリンは美術館は無料なので、気分転換に絵を見に行ったり、お友達とお昼ごはんを食べに行ったりと充実したお休みを過ごしていました。
Q. 海外の大学ならではの経験を教えてください。
A. 色々とありますが、あえて言うのであれば、ブラックタイイベントではないでしょうか。年に何回か学部ごと、もしくは所属しているソサイエティーでのフォーマルパーティーがありました。フルレングスのドレスを着て、男性も蝶ネクタイでタックスを着てディナーパーティーに行く機会があるというのは海外の大学ならではの経験ではないでしょうか。 特にダブリン大学はTrinity Ballというヨーロッパの大学で一番大きな野外パーティーが年に一回あります。この時は世界的に有名なアーティストーを招いて、一晩中大学のキャンパス内でパーティーをします。この際もまた、みなフォーマルな格好をしています。これはダブリン大学ならではの心に残る素晴らしい経験でした。
Q. 海外留学をして一番大変だった経験を教えてください。
A. 普段はホームシックなどにはなりませんでしたが、やはり試験前になり、勉強がとてつもなくハードになったとき、ホームシックになる事がありました。 試験はいつもエッセイ形式で3時間という決められた時間の中で、4~6つのエッセイを書かなくてはならず、もちろん試験に本や辞書は持ち込めないので、事前に何十冊もの本の情報を暗記しなければならず、本当に大変でした。ネイティブの学生とともに、同じ与えられた時間の中で、同じ量のエッセイを書き上げていかなければならず、いくら英語に自信があっても、その部分は常に大きなハンディキャップを感じました。
Q. 就職活動はいつごろからはじめましたか?
A. 大学3年生の冬から自分がしたい事をしっかり見つめなおし、夏休みに入る前あたりから、ヨーロッパ・アメリカを拠点としたバイリンガルを特に必要とする仕事に絞って活動をしていました。
Q. 現在、どこで、どのような仕事をしていますか?留学経験が現在の仕事にどのように活かされていますか?または、留学経験を活かして、今後どのようなことをしたいと思っていますか?
A. 東京にてアメリカ系経済情報提供サービス会社のBloombergL.P.にて働いています。 Bloombergの顔であるGlobal Customer Support(GCUS)は世界4か国、ニューヨーク、東京、シンガポール、そしてロンドンから世界中のお客様を24時間365日サポートしています。私は東京にてGCUSのチームリーダーとして、シンガポールと東京のチームを担当しています。世界中のお客様に他社よりも更に優れた効果的かつ効率的なカスタマーサポートを提供/維持出来るよう、人材育成そして探究心に重点をおいております。 最近では採用にも関わっているため、自分の経験を使いどうやって、海外にいる学生をひきつけるかなどの策略などを考えるのに、自分の留学経験が役立っています。
 Q. 先輩という立場からのメッセージを御願いします。
A. 海外の大学を卒業したからといって、必ずしも英語が話せるようになるわけではありません。これはよく勘違いされる点だと思います。留学をしても、結局“その程度”という英語で帰ってくる人が多いはずです。一番大事なのは、常に自分がなんで留学したのか、なんで自分は日本ではなく海外に来たのかという事を常に自覚していることだと思います。留学というのは誰もが出来る経験ではないという事を感じながら、どれだけこの経験を活かして成長する事が出来るかです。とにかく自分次第です!留学をして得たものは、『自信』にほかなりません。頑張って!

<2014年インタビュー>

 

英国、アイルランド、米国大学正規入学