英国・ウェールズ |
面積:約20,720Km
人口:約300万人
首都:カーディフ
ウェールズについて、日本では「イギリスの一都市」と誤解している方も多いようですが、英国(=UK)はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドを合わせ、正式名称をUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland としています 。
英国の中でも、独特の大自然と伝統文化を誇るのがウェールズです。面積は2万720平方キロメートルで四国より少し大きい位。山々や原野は、ダイナミックかつ神聖な雰囲気にあふれています。自らを「ウェールズ人」と称する人々は、英語のほかに、ケルト(ゲール)語を話し、独自の文化、詩、歌を誇りとしています。ケルト神話の水の神「ドラゴン」はウェールズの守り神であり、悠久の昔からの水の流れが、今も変わらずに大地を潤しています。
HISTORY OF WALES- ウェールズの歴史 |
長い歴史と神話の世界も、ウェールズの魅力です。ウェールズ人の先祖、ケルト人は、紀元前5世紀頃に鉄器文化を伴ってブリテン島に渡ってきました。史跡は豊富で、古代の玄室、ローマ人の要塞、世界遺産に登録されたコンウィ城、カーナヴォン城、ボーマリス城、ハーレフ城、そのほか400以上の古城など、枚挙にいとまがありません。また、アーサー王の伝説のゆかりの地も多く、あちらこちらにある博物館や美術館でも、豊かなケルト文化を堪能することができます。
ウェールズの国旗
国旗にはウェールズの守り神である、ケルト神話の水の神「ドラゴン」をいただいています。ウェールズはスコットランドや北アイルランドより早い時期(1536年)にイングランドに統合されたため英国の国旗である「ユニオン・ジャック」に反映されていません。
ウェールズの象徴の1つ赤いドラゴンは、トロイ、カドウォルダ、アーサー王伝説に由来するといわれています。
TIME DIFFERENCE- 時差 |
日本-9時間。
ただし、サマータイム期間(3月下旬~10月末)は-8時間
CLIMATE- 気候 |
日照時間が最も長いのは5月と6月。最も短いのは12月です。また、一番気温が低いのは1月と2月、暖かいのは通常7月と8月になります。夏季の平均気温は15~22度程度。冬の一日はすぐに暮れるものの、夏には気持ちの良い黄昏を楽しむことができます。
CURRENCY- 通貨 |
単位は英国内共通のポンド(£)、ペンス(p)です。
紙幣:£5、 £10、 £20、 £50、
硬貨:1p、 2p、 5p、 10p、 20p、 50p、 £1、 £2 となっています。
ウェールズの産業 |
ウェールズには約70社近くの日本企業が進出しており、日本との関係も深く、日本好きな人、日本に興味がある人が多く住んでいる地域です。
英国ウェールズにはフォードやトヨタのエンジン工場を含む多くの自動車メーカーや部品メーカーを初めとして、パナソニック、ソニーなどの会社が進出しています。
Bangor- バンガー市 |
バンガーは、マンチェスターから車で約1時間のところにある、北西ウェールズの町です。人口は20,000人程度。
メナイ海峡に面し、スノードニア国立公園からは約2マイルと、豊かな自然環境に恵まれています。カナーヴォン城やコンウィ城にも近く、夏になると多くの観光客で賑わいます。
この地域は「英国の中で犯罪率が一番低く、生活費が安い地域」学生にとっては非常に住みやすい町となっています。
バンガーのハイ・ストリート 休日はたくさんの人で 賑わいます。 |
バンガー大聖堂 英国で最も古い歴史を持ちます。 |
コンウィ城 |
スノードン山 |